すいかジュース探そう

こんにちは〜

展示とキャロットハウス

友達がやっている展示を見に行った。友達は写真をやっていて、友達の友達は絵を描いている。私は友達の友達のことを知らなかったが、ちょっとだけ話したら友達になる手前みたいな感じで話せたので、順当にもう友達だと思う。

 

写真の展示に行ったことは数えるほどしかない。知っている場所や他の友達を写した写真や、それらを含め友達の投稿で見たことがある写真が一部展示されていて、「友達が展示やる」ってこういう感じなのかと実感できたのが最初の収穫だった。私は正直言って写真のことが全然分からないから、写っているものが 知ってる/知ってるような気がするけど知らない/明確に見たことがない のどこに分類されるか考えながら見た。知らない電車の車両を見て、遠くまで移動したいなと思った。小さい十字路の真ん中に鳩がいてそれを挟む形でこちら側とあちら側に自転車に乗った人がいる写真が本当に好きで、別にその風景は偶然だし意味なんかないのにそれを見つけて写真に収めたら見つけちゃった!って感じがしてしまいそうなのが嫌だけど、その写真はそんな感じがしなくてじっと見てみるとちょっと楽しくなってくる、くらいなのがいいなと思った。鳩十字路の写真の下には友達の写真が配置されていて、その壁(実際には窓)がかっこよかったのでスマホで写真に撮った。

 

イラストの展示もすごくよかった。どんなテーマなのか他の来場者に説明しているのを遠くで聞いていたから、「えーそれってすごくいいですね」とか「私もその気持ちになってみたい」とか心の中でリアクションした。言わなきゃ意味ないのに。さっき聞いちゃったけどリアクションしたいので私にも話してくださいって言えばよかった。嘘です。そんなことはしなくていい。

私は小さいシーズーが寝そべってモップみたいになっているのが好きなんだけど、ひココうきがちょっとだけそれに見えて、周りに浮かんでいるであろう雲のイメージも相まってすごくかわいいなと思った。小さいシーズーはぜんぜん飛行機じゃないけど。(でもそれがいい!)←合いの手

ココっぷが横目にこちらを見ているのがかわいくて気に入ったから缶バッヂを買わせていただいた。BGMのプレイリストを公開してもらうように頼んだ。

 

作者の人がそこにいる形式の展示に行ったことがなかったから挙動不審になってしまって、よくなかった。反省だ。友達に「まだ写真の見方が分からなくてさあ」みたいなことを言ってしまったのが本当にださくて最悪だった。だってそんなの別にどうでもいいから。「まだsh」くらいで言い始めたのを後悔してたけど、撤回したところで代わりに言うことが焦って思いつかなくなって、言ってしまった。もうださい。ああださい。

私もなにか展示したいなと思った。できれば音の展示がやりたい。来場した人に持って帰ってもらえるといいな。写真とか絵は物質だから買って持って帰ればまた見られるけど、音をそのまま持って帰ることは普通はできないから。CDとかデータとかじゃあんまり意味ないよなと思う。物質として残らないがゆえにハードウェアを通じなければ鑑賞体験が再現されないのは、音楽の弱いところだ。図形譜とかを売ってもいいのかもしれないけど、相当頑張らないとアイデアの焼き増しになるからハードルが高い。

展示自体はがんばれば全然やれそうな感じがする。友達たちがいるし。家にこもって勉強していた頃は展示とかワークショップって一体どうやってやるのか疑問だったけど、散歩をよくするようになったり共通項の少ない人とたくさん知り合ったりするうちに、ルールなんか気にしなければ無視できるんだと思えるようになった。

 

反省も収穫もあって良い時間だったからお腹が空いて、クレープを食べた。ツナマヨポテトと迷って、クリームチーズシュガーにした。

 

 

 

 

伝え忘れていたんだけど展示の題がすごくよくて本当に尊敬しました。